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こんなにある!「よく噛む」ことのうれしい効果

皆さんは食事の時、何回くらい噛んでいますか?

噛む回数は、医師によって推奨回数がバラバラですが、若返りを期待するなら一口30回程度。

免疫力アップを期待するなら最低でも50~70回噛むと良いとされています。

余談ですが、よく噛むお菓子と言えばガムやグミも人気ですね。

最近のグミは、目的別に噛み応えの種類を増やしているものもあるそうです。

グミの硬さによって、いろいろな効果があるんですね。

 ~明治製菓ホームページより~https://www.meiji.co.jp/learned/gummi-texture/

 

噛むことのうれしい効果

1 若返りホルモン「パロチン」

 「パロチン」には骨や歯の石灰化を助ける効果や、皮膚の代謝を活発にして、

 シミやシワを防ぐなどの働きがあります。このパロチンは耳下腺の唾液に含まれており、

 よく噛むことでパロチンを含む唾液の分泌量を増やすことができます。

2 肌を若く保つたんぱく質「EGF」

 唾液中には「EGF」と呼ばれるコラーゲンを作り出す細胞に働きかけ、

 成長と増殖を促すたんぱく質が含まれています。

 肌表面の新陳代謝の活性化、つまり表皮細胞のターンオーバーを促進させる効果があり、

 お肌のハリ、弾力に働きかけます。

 

3 酵素の節約による免疫力アップ

 よく噛むことで、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素が働き、食べ物の消化を手助けしてくれます。

 そのことにより胃や腸、体全体が使用する酵素量を節約することができ、節約した分は体を維持するために使われるので、

 自然免疫が高まります。

4 食べ過ぎの防止

 よく噛んで食べると、脳の中枢神経が刺激され、食欲を抑える「ヒスタミン」という物質が作られます。

 そのため、少ない量でも満腹感が得られ、食べすぎの防止になります。

5 顔にシワ・たるみの防止

 よく噛むことによって顔の筋肉が鍛えられ、シワやたるみを予防できます。

 また、筋肉が適度に鍛えられることにより脂肪が付きにくくなり、小顔効果も期待できます。

6 集中力や判断力アップ

 よく噛むことで脳が刺激され、集中力や判断力が高まると言われています。

よく噛んで食べる時の注意点

1 食事中は飲み物を飲まない方がベター

 唾液をたくさん出すためには、食事中に水分を摂りすぎないほうが良いとされています。

 水分を摂ることによって、唾液の分泌量が少なくなるためです。

2 片方だけで噛まない

 片方噛みをすると顔のゆがみの原因になります。

 噛むときは、前・右・左・奥歯でバランスよく噛むことを心がけましょう。

噛むことは大事ですが、噛み合わせや歯並びによっては、うまく噛めない方も多くいらっしゃします。

また、食事以外での噛みすぎ(くいしばりや歯ぎしり)は歯や顎などに別のトラブルを招きます。

よく噛むためには、ご自分の噛み合わせのバランスが正常か、歯並びや顎の成長に異常がないかが影響します。

定期的に歯科健診を受診して、よく噛める口腔かチェックしてもらいましょう。

  ~引用 NHKテレビ番組あさイチ~

本記事作成者

大阪市心斎橋 Wellness Dental Clinic

歯科衛生士 力丸

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