Blog

ブログ

歯のブログ

安全な甘み?果糖ぶどう糖液糖

こんにちは。

ここ最近暑い日も増えてきましたね。日差しも強くなり、あっという間に夏がきそうです☀

さて、そんな暑い日は特に市販のジュースやスポーツドリンクを飲む機会が増えてくるのではないでしょうか。

そんな清涼飲料水などに多く含まれる“果糖ぶどう糖液糖”をみなさんはご存知ですか?

これは砂糖よりも血糖値を上昇させやすいといわれていて、糖尿病、肥満のリスクを高めやすい甘味料です。

もちろん虫歯の原因にもなってしまいます。

原料はサツマイモやトウモロコシ。
サツマイモやトウモロコシから、化学の力でぶどう糖と果糖を作り出し、ぶどう糖より甘味の強い果糖を食品に使いやすくしています。これを異性化といいます。
アメリカではトウモロコシから作られることがほとんどなので「コーンシロップ」🌽といわれています。

“果糖”は、食事や飲み物で摂取すると、すぐにはインスリン分解されずにそのままの形で腸から吸収されます。

そして肝臓に運ばれ一部はグリセリドという中性脂肪に変化します。
グリセリドは脂肪細胞へせっせと送り込まれ、エネルギーを貯蓄していくので、燃焼されなかった分肥満の原因にもなります。

※くだものには果糖が多く含まれていると勘違いされやすいのですが、果物そのものの果糖含有量はそれほど多くありません。しかも果物にはビタミン類や食物繊維なども豊富に含まれているので適量を食べる分には問題ありません。

果糖は低温では砂糖よりも甘味が強くなるため、果糖ぶどう糖液糖は冷たい状態で飲む市販の清涼飲料水、スポーツドリンク、ドレッシングなどに使用されることが多いのです。
また、果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖は、砂糖よりも価格が安いということも、よく使用されている理由です。

日頃口にしている、食品成分の表示をいちど確認してみてください。
一概に悪いものとはいえませんが、日常的にたくさん摂取していると不調の原因になってしまうかもしれません。摂りすぎには注意しましょう✨

本記事作成者

大阪市 心斎橋 WellnessDentalClinic

歯科助手 山田

Page Top