Tel.06-6281-8555
お口の中をしっかりと見るためにパノラマ写真(お口全体のレントゲン写真) とバイトウイング(かみ合わせてとるレントゲン写真)を撮ります。
永久歯がしっかりとできているかどうかまたうまく生え変わっているかをチェックします。 まれですが、永久歯がつくられないままの方を見つけることもできます。
乳歯の下に永久歯のできてきている様子がわかります。 まれに、生まれつき永久歯が何本かできないということもあります。
乳歯の下に永久歯の無いところがあります。 永久歯の数をチェックすることができます。
奥歯でカチンと咬み合わせた状態で撮るレントゲン写真で、 奥歯のように発見しにくい歯と歯の間に虫歯がないかチェックする方法です。
むし歯なし! OKです。
隣り合うところに虫歯が見つかりました。
うちの子はすぐ泣くので写真が上手く撮れないかもしれない! と心配な方は・・・ 当院では、レーザー虫歯診断器(ダイアグノデント)でも、虫歯診査を行っています。 ダイアグノデントは、歯に当てたレーザー光の反射を解析し、数値と音色に置き換えて読み取り、 歯質の変化、虫歯の深さを調べます。 視診、ダイアグノデント診断、必要に応じてX線検査を組み合わせることにより、 治療が必要か経過観察でもよいか判断ができ必要以上の治療をしなくても良い利点があります。 安全なレーザー光を使用するため小さなお子様や妊娠中のかたにも安全に虫歯の検査が出来ます。
診査で虫歯が見つかれば、それぞれの状態にあわせた最適な治療を進めていきます。 虫歯がなければシーラント、フッ素塗布などの予防処置を行います。
奥歯には溝があるため溝に入った汚れを落としきれず虫歯になってしまうことが多いため、 虫歯にならないように溝に樹脂を詰めて、虫歯を予防する方法です(歯は削りません)。
子供の歯は歯質が未熟で柔らかいことに加え、 一般的に甘い物好きですので成人に比べて虫歯になりやすいと言えます。 ブラッシングの習慣づけは大切なことでとても有効ですが、それでも虫歯を完全に防ぐのは難しいことです。 フッ素を塗布することで、虫歯予防効果の向上を期待できます。
当院では、専門的なクリーニングの後に濃度の高いフッ素を塗布します。 又、歯科衛生士によるブラッシング指導、ブラシの当て方、おやつ、間食指導など生活習慣からくるリスク、 その年齢に合わせたブラッシングの注意点や予防方法をお子様とお母様の両方にお伝えします!
しかし見方を変えると最も虫歯になるリスクの高い生え変わりの時期に虫歯を作らずに過ごせれば、 その後虫歯に悩む確率は随分低くなり「虫歯に強い大人」になれるのです。 前歯が揺れ始めたら6歳臼歯が生える時期です。
生え始めの歯はまだ未熟で柔らかい未完成の状態なので、その間に歯質を強化し、 虫歯菌を遠ざけて虫歯を防ぐことができれば、一生モノの強い歯にすることが可能です。 保護者の意識と行動で子供の未来を変えることができるのです。 是非この大切な時期に虫歯にならないよう集中ケアし、一生喜ばれる最高のプレゼントにしてください。
唾液検査でお子さんのリスクを調べ、リスクに応じてPMTCや3DSを行います。 例えば、お子さんが甘いものが大好き、保護者の方が忙しく上手に仕上げ磨きできないという場合なども 3DSで虫歯菌を除菌してあげることはとても有効な手段です。 虫歯菌は大人から子供へと感染(垂直感染)しますので、ご家族の方も一緒に行うとより効果的です。 PMTC:歯の汚れを専用機器できれいにクリーニングします。 3DS:虫歯菌や歯周病菌を除菌する治療法で特に虫歯や歯周病になり易い人に効果があります。
虫歯になりやすい奥歯の溝を、プラスチックでコーティングする方法。 おすすめです。(保険適応の治療です)
市販のものよりフッ素濃度の高い「医療用のフッ素」を歯の表面に塗布します。 フッ素を未完成な子供の歯に浸透させることで、「一生強い歯」をつくります。
虫歯ゼロを目指すには、歯科医院での処置だけでは難しく、 やはり毎日の自宅でのお口のケアが大切です。 歯磨きや仕上げ磨きのポイント、キシリトールによる虫歯予防法など、 日々の生活の中でのちょっとした工夫で虫歯リスクを下げる方法を説明、指導しています。
子供の歯の治療は大変難しいものです。 虫歯の進み具合を見極めて、治療するほうが良い場合は治療を行いますが、 初期の虫歯は削らず進行しないような処置を行います。 また治療の時に泣いてしまわないように始まる前に、 歯科衛生士がゆっくりとお話をしてから治療を行います。